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長野のシナノドルチェりんご

「シナノドルチェ」は長野県果樹試験場が育成した品種です。品種登録されたのは2005年(平成17年)で、両親は「ゴールデンデリシャス」と「千秋」。長野県のオリジナルりんご「シナノシリーズ」の1つで、適度な甘味と酸味があり、香りがよくて果汁も豊富に含まれています。

果実の重さは300~350g程度で、形はやや縦長。熟すと果皮がきれいな赤色に染まります。また表面には縞模様が見られ、さわったときのべたつき感はあまりありません。

肉質は少し粗めですが歯切れがよく、黄白色の果肉はサクっとした食感。基本的に甘酸適和ですが、寒冷な地域で栽培されたものは酸味がやや強くなる傾向があるそうです。

ちなみに母親のゴールデンデリシャスは黄色いりんごで、「つがる」や「王林」などの親でもあります。そして果皮の赤い千秋は「秋映(あきばえ)」や「未希ライフ」などの親になっています。