「秋映(あきばえ)」は長野県生まれのりんごで、皮が濃い紅色をしているのが特徴です。長野県の小田切氏が1981年(昭和56年)に「千秋」と「つがる」を交配して育成し、1993年(平成5年)に品種登録しています。
大きさは300~350g前後で、果肉はややかため。甘味と酸味が調和していて、果汁が多く香りも良好です。
果皮の色は栽培地域や収穫時期によって差があり、色が濃いものは完熟すると黒っぽい紅色になります。また果皮には黄色い果点があり、軸の周辺には薄茶色のサビが見られることもあります。
ちなみに「秋映」は、「シナノスイート」「シナノゴールド」とともに長野県の「りんご3兄弟」ともいわれています。